Q&A 診療の中で受けた質問をまとめてみました

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Q.歯並びが悪いといけないの?

歯並びが悪い、不正咬合、不正歯列などと言いますが、いったい何が問題なのでしょう。
もちろん、見た目が悪いですよね。

でも、よく考えてみてください、見た目だけでしょうか? もちろん見た目も大事です、でも、もっと大事なことがあります、歯並びが悪いと、様々な原因で食べる効率が悪くなったり、あごに問題が起きたり、虫歯、歯周病にもなりやすく、発音にも影響してきます。
なぜ歯並びが悪い人がいるのでしょうか。
歯並びは人類が進化の中で培われより生存に有利になるために変化してきたものです。

何憶年もの進化の中で適者生存によって私たち人類が勝ち取ってきたものなのです。

ですから、歯並びがきれいな人のほうが生存に有利なはずで、ほっといても歯並びがきれいになるはずではないでしょうか。

ところが現実には多くの人が歯並びのよくない状態に陥っています。これには原因があるはずです。


ところで歯並びが悪くなる原因は 


1.歯の大きさとあごの大きさがあっていない
2.悪習慣による外圧によるもの
3.上下のあごの位置がずれている


以上の原因が考えられています 。


1.なぜ歯の大きさとあごの大きさが合わなくなるのでしょう。

歯の大きさは遺伝子に書き込まれていますので、栄養が良ければ多少大きくなりますが、ほとんど大きな影響はないようです、ほとんどというのはまれに遺伝的疾患、偶発的な出来事により発育が左右される可能性はあるのですが、基本的には最初から決まっているといってもよいでしょう。

ところがあごは骨でできています。戦後日本では平均身長が伸びました、身長は遺伝的形質に加えて後天的影響といって栄養・運動などの影響が大きくなります。

あごの骨は顔の骨です、ですから後天的なものによって大きく変わってくる可能性が考えられます。

よく言われていることですが現代の食生活は食物の軟弱化、小型化によってかむことの減少により成長不良、あごの委縮が起こっているのです。

 

2つめの悪習慣の外圧とはどういうことなのでしょう
歯の位置はニュートラルゾーンと言って力のつり合いがとれる位置に落ち着きます。たとえば毎日舌で前歯を押していればその前歯は前に出てきます。

人は様々な癖があります、その中には口の中に力がかかる癖があります。

たとえば、ゆびしゃぶり、唇を噛む、口をあけっぱなしにしている、唾を飲むときに舌を突き出す、頬杖をする、口で息をするなどですが、これらの癖は歯に力がかかりますので歯並びの悪くなる大きな原因となるのです。

 

3つめの上下のあごの位置はなぜずれるのでしょう
赤ちゃんのあごの位置は決まっていません。

大人のように歯がありませんので正しい位置関係はまだ必要もありません。

ところが、大人がもしもずれている位置で噛み合わせれば噛みにくいですし、場合によっては顎を傷めます。

ですから赤ちゃんが成人に成長していく段階で上下のあごの位置関係が決まっていくのですが、その位置がずれてしますことがあるのです。

 

◆ではどうすれば歯並びが良くなるのでしょうか。

多くの原因は幼少時にあるはずです。
まず、一番大切なことはよく噛むことだと思います。

噛まなければあごの成長が十分に行われない可能性が出てきます。ですから食生活、生活習慣の見直しが最も大切だと思います。

そして悪習慣をなおすことです。ところがあごが成長するのは子供時代ですよね。大人になって顔が成長する人はほとんどいません。

ですから小さい時からの生活習慣がとても重要になってきます。

まず歯並びの異常に気がついたらなるべく早く歯科医に相談すべきです。

前歯の骨の成長は6歳でほぼ80パーセント成長が終了しています。

もしきれいに出てこなければあごの骨の成長不足が考えられます。

あごの成長を促進してあげなければ歯並びは悪くなってしまいます。

Q.矯正はいつごろから始めればよいのですか?

基本的には早く始めれば始めるほど治療の選択肢が多くなり、費用も少なく済むことが多いですもっとも矯正を始める時期が多いのは6から7歳くらいのお子さんが多いと思います。

6才から7歳というのは初めて永久歯が生えてくる時期となります。比較的、乳歯だけの時期には歯並びのトラブルは少なく、またわかりにくものが多いのですが、下の前歯が生えてくるときに生えにくい、乳歯の後ろから生えてきたなどの状態が比較的わかりやすいために相談に訪れる方が多いためです。ところがその原因は実はそれまでの顎の骨の成長不足にあるわけであり、顎の大きさが小さいためでなので、その前から潜在的に歯並びが悪かったとも言えるわけで それ以前のバイオセラピーで治っていたかもしれません。

機械的装置を使う矯正に関しては小学校低学年から開始するのが最適であると思われますが、食生活や、姿勢などを正しく見直すバイオセラピーは新生児の段階から考える必要があります

まず、何かお口に関する異常を感じたら早めの相談が必要です

 

Q.なぜ歯並びが悪くなるの?

歯並びが悪いという場合、歯並びがでこぼこしているという場合と、上下のかみ合わせが悪い場合があると思います。

でこぼこしている場合は単純に考えて、歯の大きさと顎の大きさが合っていないのです。つまり歯が大きすぎるか顎が小さければでこぼこになり、その反対であればすきっぱになります。

歯の大きさは栄養状態に左右されるものの遺伝的に比較的安定しており、基本的には遺伝的な条件がかなり大きいと思われます。また歯の形というのは世代間で急激な変化は少なく、それがために、昔の人類の化石などを鑑別する場合かなり歯が重要な役割を果たしています。つまり歯の大きさは世代間でさほど大きさの変化はないということです。

ところが骨の大きさは遺伝的な形質に加え栄養、運動などの条件により大きく変化します。背の高さを考える場合、いくら御両親が大きくても、栄養状態や運動などの後天的条件が整わなければ大きくはないというのは誰もがわかることだと思います。

つまり多くの場合歯並びの悪さの原因は顎の骨の成長不足を原因とする場合が多いのです。

Q.床矯正ってなんですか

みらい歯科では床矯正は床装置を使う矯正という意味ではありません。

多くの歯並びの悪さの原因となっているのが顎の成長不足です。そのため多くの場合、本当は人類に必要とされ、遺伝子に書き込まれた、歯を抜いて並べるという矯正が行われてます。

症矯正は、取り外しの床装置を主に使って矯正を行いますが、ワイヤーなどの通常の矯正装置を使うこともあります。また、通常の矯正をされる先生でも初期の段階で床装置を使う場合もあります。

床矯正の本質は、抜歯をしないように、本来あるべき顔になろうという考え方なのです。当然歯を抜いたら顎は小さいままです、その顔は本当の顔ではなくなってしまうといっても過言ではありません。その目的のために使用できる適切な手段を適切な時期に行っていこうという考え方が、

みらい歯科の床矯正です

Q.床矯正は痛くないのですか

矯正装置には固定式と取り外しのできるものがあります。矯正が痛いというイメージは固定式の装置に由来していると思います。固定式の場合歯を動かす時には歯にブラケットという金具を付け、そこにワイヤーなどで力を加えます。歯は骨に植わっており、ある部分は骨を壊し、他の場所では骨を作らなければなりません。そのため骨の破壊が起こるときに痛みが生じます。また、ワイヤーなどの突起物がほっぺたやべろに引っ掛かりいたみが出ることがあります。症矯正でももワイヤーを使うことがありますがその痛みも一時的なものでずーと痛いわけではありません。取り外し式の床装置は基本的に痛みが出ることはありません。もし、痛みが出れば当然はめていられません。痛みが出る場合は何らかの問題が発生している場合であり、適切な調整が行われれば痛みはなくなります。

矯正は大人でもできるの?

もちろん大人でもできます。しかし、大人と子どもでは少し変わってきます。

大人は成長が終わっていますので、大きく顔の形が変わることはありません

これは、普通に考えれば当たり前なのですが、こと矯正になると当たり前だと

思われないことがあります。

大人と子どもでは新陳代謝のスピードが異なります。

大人になると悪い癖を治すが難しいです。

 

Q.顎を拡げたら顔が大きくなりませんか?

床矯正はまず診断をします。その結果顎の成長が不十分であると診断された場合に顎、歯の生える歯槽骨という歯ぐきの骨を広げていきます。歯槽骨の拡大によってその人の本来あるべき顔の状態にちかづけてあげるということであり、萎縮した顎を正常な大きさにするのであって顔を広げるわけではありません。

 

Q. 床装置はどれくらいはめていればいいの

床装置は1日14時間以上の装着が必要です。 もちろん寝ている時間を含めますが、基本的には 学校など外出時も装着が必要です。

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